個人が主役となった世界を実現する
2010年、スマートフォンの爆発的な普及を目前にし、これからの世の中がどう変わるか考えたとき、2つの変化が起こると考えました。
・企業から個人へ
・テキストからビジュアルへ
気軽に情報発信できるスマートフォンというデバイスが普及することで、個人の情報発信力が高まり、企業中心の社会から個人が世の中を動かしていく社会が近づくと考えました。また、ガラケーではテキストによるコミュニケーションが主体でしたが、スマートフォンになると写真や動画のコミュニケーションが中心になるという想像も同時にできました。
どんな大きな会社、お店でも、それを動かし、支えているのは1人1人の個人です。そんな1人1人の個人にスポットライトがあたるようなサービスを作りたいと考えました。それぞれの個性が認められて、その活躍が評価されるサービスです。
目指すは個人が主役のO2Oプラットフォームの確立
そうした大きな社会潮流の変化と個人が報われる社会を作りたいという想いから「B2E2C」という着想を得ました。
EはEmployeeの頭文字で店員、従業員のことです。
店員がスマートフォンで自ら気軽に情報発信し、お店に集客することで、その個人(店員)の集客力が評価されるO2Oサービスです。
美容院やネイルサロンのような美容業界ではスタイリスト、ネイリストといった接客している「個人」に惹かれてお客様が来店しているにも関わらず、とても厳しい労働環境・待遇に置かれています。
自分たちが想像する社会の実現に向けて、まずは美容業界から変えていきたいと考えています。
「ネイルブック」でビジョンを実現
美容業界で「店員」と「ユーザ」のO2Oプラットフォームの確立を目指し、まずはネイル分野から着手しています。
ネイル業界ではチェーン店舗で働いていた顧客から評価の高いネイリストが独立し、個人でプライベートネイルサロンを開業するケースが増えています。また、そういったプライベートサロンでは接客・施術の質にこだわっており、効率を重視したチェーン店舗ではできない最上の接客体験を提供しています。
「ネイルブック」には多くのプライベートサロンが掲載されており、チェーン店では満足できないネイルにこだわりのあるユーザと質の高いネイリストのマッチングを実現しています。